やり申した。

やあやあみなさんやあみなさん。

なんかこう急に何かの拍子にポーンと自分のしでかしたミスに気がつく事ってありますよね。僕は最近でいうと今さっきありました。

ええ今さっきです。とっても旬ですね。採れたてほやほや、出来立ての4時間くらいのま新しい、言うなればミスの赤ちゃんですよ。

このミスというのも不要な作業でしてしまったミスで、なんなら気を利かせてやった作業だったので、いわゆる「良かれと思って裏目に出た」とかいうよくあるやつです。しかも、ええ仕事した顔で帰ったもんだから余計ことタチが悪い。草。

マジでやらかしですよ。

僕は自分の仕事に対して大きく「やらかし」と「成し遂げ」という評価に分類してるんですが、今回は成し遂げた顔でやらかしですね。マジでクソなパターン。

 

2度と繰り返さないようにここに残すとします。

今日の夜、普段は使わないラインに切り替えるもんで、そこのラインが通っていることを確認しようと思ったんです。というのも、その液体の凝固点は常温以上でして、真冬になると100%固まって詰まるんですよ。して、ラインを解放して確認すると実際詰まっていたから、7mくらいの棒を持ってきて、ガンガンがんがんと掘っていき、導通したんですよ。成し遂げたぜ。

作業が終わって棒を引き抜こうとしたら棒が塊に捕まって抜けない。マジか。なんやかや色々頑張って抜いた結果液が溢れてその辺り一面酸の海に。やらかしたぜ。まあ洗浄用の温水を入れていたバケツをひっくり返してそこに受けたから事なきをえたんですけども。

でその後ラインのエンドフランジを止めて作業は終了。成し遂げたぜ。酸のせいで鼻やら目やらがズビズビだったから、早く顔を洗って鼻をかみたい。なんなら気前よく手鼻をかみたいぜ。と思って急いで片付けをしました。それがいけなかった。

 

22時を過ぎ、終業後帰宅。シャワーを浴びて就寝...の時になって急にパッキンを入れてない気がしてきた。ボルトの長さが合ってねえじゃねえか!とか、面があってねえ!と文句を垂れていた事、パッキンがもうボロボロだなと思った記憶はある。のに、1番大切なパッキンを入れた覚えがない。かといって、雑に片付けをしたから、パッキンが現場に置きっぱという明確なビジョンもない。

パッキンを入れてないのか、それともパッキンは入れたのか?フランジを閉めるときにパッキンを入れるだなんて、ズボンを履く前にパンツを履くことくらい当たり前のことだ。

家を出た後に、家の鍵を閉めているはずなのに閉めていない気がするとか、そういうのをイメージしてもらうといいかもしれない。

とにかく、当たり前過ぎて記憶に残っていなかったのか、それとも本当に入れていないせいで入れた記憶がないのか。もう訳がわからないことになっていた。

だから、唯一の正解。会社に電話して確認をした。もう23:45だから、既にラインの切り替え作業をして、減圧になる箇所だから吸いまくっているかもしれない。吸うだけならまだいい。もしもその先でもう1度詰まってたりなんかしていたら、その箇所で盛大に吹き出して誰かの体にかかってしまうかもしれない。そう思い震えながら俺は電話した。

結果からいうと作業に入る本当に直前だった。なんならあと数分でラインを切り替えにかかる、本当にスレスレのギリギリだった。

電話を受けた先輩は急いで現場に確認すると、フランジにパッキンは入っていなかった。マジで確認してよかった。

あした、怒られるのかそれとも呆れられてしまうだろうかはまだ分からん。けど、誰も怪我せんくてよかった。